
こんにちは。ESTANiです。
「会社の看板を使って様々な仕事を経験した。ビジネスマナーを知っている。業界知識もある。でも自分一人ではまだ何もやったことありません」
みたいな人は、ビジネスの世界ではほとんど相手にされません。 そんな人は世の中に掃いて捨てるほどいるからです。
ビジネスの世界では自分の力で少しでも結果を出している人のほうが、よほど評価されます。
会社勤めしない人を「学ぶ機会を逃した」と批判する言説にも疑問があります。
確かに会社勤めすることによって学べることはあるでしょう。 しかしそれを言うなら、起業せずに会社勤めしてる人も同様に「学ぶ機会を逃して」います。
イチから自分の力で市場から収益を得る努力をするというのは、 物凄い学びをもたらします。キャッシュポイントを作成し、顧客を開拓し、キャッシュフローを考え、媒体を作り、セールスし、時には人を雇い、取引先と交渉し……
そういうことを、ミニマムな規模でいいから、自分でリスクをとって一通りやってみるといいです。
ただ会社で言われた業務をこなし、たまにビジネス書やビジネスセミナーで勉強しているだけの人と比べると、成長スピードは桁違いでしょう。
会社員をしているだけでは基本的にビジネスの全行程の一部しか目にすることができません。仕事を裁量する権限もありません(特に大きな会社の新人という立場では)。
そして「リスクを取って投資する」という起業家にとってもっとも重要な素質も磨かれません。
そういう意味では、自分でビジネスというものをやってみずに、ただのイチ企業の末端として若い時代を終わらせてしまうのは、非常にもったいない選択のように感じます。